神戸アートビレッジセンターへ行ってきました。
世間をにぎわせた佐村河内さんを2時間密着したドキュメンタリー映画です。
七藝では連日大爆笑らしいですが、さすがに土地柄なのかクスッっという笑いが小さく起こる程度でした。
上映後に森達也監督と新聞記者の方とのトークショーもありました。
あれだけ批判をあびた佐村河内さんですが、奥さんとかわいい猫のおかげで随分とイメージを回復できたんじゃないでしょうか。
正直、女性の立場になれば、ほっとけない気持ちになるのはわかる気がします。
所謂、人たらしですね。
ただ、やっぱり森達也という印象をぬぐえません。
オウム事件の作品もそうでしたが、向き合う対象に見合うだけのトータルの人間力が感じられませんでした。
ドキュメンタリーなんて、この監督だからここまで踏み込めたんだろうなが肝の部分でしょう。
こんな人は誰が撮ってもそこそこ面白いんですから。
猫好きの人は余分に楽しめると思います。